何事も、上達するためには練習が必要です。
初心者の場合は、質よりも量を重視することが肝心です。
これまで、さまざまな開運法を紹介してきました。
どれも、一発で成功するものではないと、私は思っています。
前世に後一歩というところまで習熟していたのなら、今世に学んですぐに成功することは、あるでしょう。
それは、極めて稀なケースだと思います。
ほとんどの場合、大量の練習、稽古が必要です。
目安となる数は、千です。
斎藤一人さんは「千回の法則」と、紹介しています。
何事も千回繰り返すと、身に付くという法則です。
また、千日の修行というのもあります。
千日続けることで、身に付くというものです。
千日といえば、約2年と9ヶ月ですが、あなたは続けることができますか。
例えば、神社参りを千日。
「とほかみえみため」四十回を千日。
神棚への祈りを千日。
大祓祝詞の奏上を千日。
など。
千日間、毎日神社参りをするのは、かなり高いハードルです。
しかし乗り越えれば、「ひとたび祈れば・・・。」のレベルに到達できるのではないでしょうか。
残りの三つは、それほど困難なものではありません。
ただ、苦痛を感じながらでは、上達しないようです。
気楽に、気軽に、明るく楽しくできないと、続かないでしょう。
習慣付くまで、三日、一月、三ヶ月、半年、一年と、壁を乗り越えなければなりません。
気分が乗らない、忙しい、病気になった、身内に不幸があった、効果を感じられない・・・など、サボりたい ( 休みたい ) 日もあるでしよう。
そういう時は、仕方がありません。
また、次の日から続けてください。
千日連続が理想ですが、通算で千日に到達すれば、何らかの変化が感じられるはずです。
このような修行では、ダイエットの停滞期みたいに変化のない日が続きます。
三年目に入ったのに何も違いを感じられない、というような壁を、乗り越えられるかどうか。
後一回叩けば、その壁を打ち破れるかもしれない。
そう思いながら、その日も修行して、やっぱり何も変わらない。
その繰り返しです。
それでも続けられるかどうか。
これはいわゆる「神試し」です。
やめてしまうかどうか、試されているわけですね。
超えていきましょう。