潜在意識に人生を不幸にする情報が入ったのは、いつなのか。
幼少の頃を思い出してください。
大抵は、その頃に原因があります。
親、教師の、友達、住んでいる地域の人、周囲の大人などから、繰り返し言われた言葉です。
思い当たる節があるなら、その時の情景を頭の中で再現してください。
そしてそれを、「間違ったもの」として処理します。
処理の方法を、いくつかあげてみましょう。
「間違った記憶」を塊としてイメージし、手でつかみ出します。
それを、手から砂をこぼすように小指から開いていって下に落とすか、手のひらに乗せて「ふっ」と吹き払います。
何度か繰り返していると、気持ちが楽になっていくはずです。
このイメージが難しい方は、「間違った記憶」をモノクロの静止画像にして、自分の後方の遥か彼方に持っていきます。
それで消してしまえば、OKです。
こうして、「間違った記憶」を捨て去った後に、新しい記憶を創造します。
例えば、母親から、お金に対して否定的な言葉を聞かされ続けてきた方なら、「お金は素晴らしいもの、お金は、とってもいいものよ」と、母親がニコニコしながら話してくれているような光景をイメージします。
五感を使って、強烈にイメージしてください。
画像や音声だけでなく、匂い、皮膚感覚、味さえもイメージしましょう。
これができれば、記憶が書き変わります。
この時注意すべき点は、決して、無理をしないことです。
ゆったりとした気分で、気楽にできれば、潜在意識に浸透していきます。
気合を入れて、意志の力で無理矢理想像しても、入りません。
できない時は、日を改めて、気分の良い時に挑戦してください。