一年を陰と陽に分けると、夏至から冬至までが陰、冬至から夏至までが陽です。
夏至を過ぎると陽が減っていき、陰が増えていきます。
どんどん陰が増えて、頂点に達した時、すなわち陰が極まった日が冬至です。
この時、ぽつんと一点「陽の氣」が起こります。
これが、一陽来復です。
このことを、人生に当てはめてみましょう。
やることなすこと全て裏目に出る、失業する、大病を患う、騙される、裏切られる、火事に合う、大切な人を亡くす・・・、等のことが続いて、不幸のどん底にある時。
これが、人生における陰の極まりです。
ここで、何を選択するか。
何もかも失って、生きていく気力もなくし、自死を選ぶ人がいます。
逆に、もはや失うものは無いと、開き直って前向きに進む人がいます。
陰の極まりの時、ポツンと希望の種が生まれるのです。
それに気づかず、人生を終わらせるか、それに気づいて生き抜くか。
神様に試されていると言えるでしょう。
でも、安心してください。
神様に期待されていない人は、極まるほどの不幸な目には遭いません。
可もなく不可もなく、小さな幸せと、小さな不幸で、普通の一生を終えていきます
神様に選ばれた人は、大きな使命がありますから、試練も大きいでしょう。
鍛えていただいているのです。
現在、陰の真っ只中だと感じている方、「一陽来復」があります。
必ず来る人生大逆転、復活の日を信じて、頑張ってください。