一宮クラスの大きな神社では、密にならないよう、初詣は分散してもらいたいようです。
明治神宮や伏見稲荷大社など、毎年のように参拝者数ランキングの上位に入っている神社では、特に、気を使うでしょう。
松の内に参拝しなくても、旧正月までにお参りすれば、初詣の御神徳はいただけると、神社側は言っています。
ちなみに、今年の旧正月は2月1日です。
この日はこの日で、参拝者が増えると思いますが。
ともあれ、よき日を選んで御参拝ください。
さて、産土神社であれ、有名な神社であれ、お参りする時、神様の名前を知っておく必要があります。
あなたは、名前も知らない人に何かを頼んだりはしないでしょう。
名前も知らない神様に、願い事をするのは、おかしいと思いませんか。
また、神様の名前は、一文字一文字が「音魂」であり、働きを示しています。
御神名を声に出して唱えることで、その働きが顕現します。
今の時代、ネットで検索すれば、神様の名前も、どのような神様なのかも、簡単に知ることができます。
それをしないで参拝するのは、怠り、と言えるでしょう。
前にも書きましたが、武の神様に恋愛成就を祈願したり、学問の神様に病気平癒を祈願したりするのは、いかがなものかと思います。
もちろん相手は神様ですから、真心の祈りは受け取ってくださるでしょうけれど。
それでも、いまいち、ピンとこないのではないでしょうか。
これからは、参拝する前に御神名や働きを知って、その神様が最も御神徳を発揮しやすい願い事をしてください。
それに、御神名を知って、神前で唱える人は、極めて少数です。
神様は、滅多に呼ばれない名前を呼ばれた時、どう思われるでしょうか。
嬉しいに違いありません。
愛いやつじゃと、特別扱いしてもらえるかもしれませんよ。