守護霊は、人霊です。
神様ではありません。
天国に行っている、霊格の高い先祖です。
天国での快適な暮らしを捨てて、この世の子孫に憑いて、守護しながら一緒に修行しているわけです。
志は、立派です。
この世の人に完璧な人がいないように、守護霊にも完璧な霊はいません。
長所もあり、欠点もあるのが人間です。
ですから、期待しすぎてはいけません。
何を祈っても手助けしてくれる、というものではありません。
中には、頭の悪いのもいます。
徳分をたくさん積めば、天国の住民になれますから。
頭が悪いだけでなく、性格の悪いのに憑かれても苦労します。
質の悪い守護霊に祈ったら、何をやってもうまく行きません。
うまくいかない時、最初は、「これは、正しい道ではないと教えてくださっているのだ」と、良いように考えて次に進むでしょう。
それで、別の道を試して、やっぱりダメだったと。
頑張って、祈りながらいろいろ試してみて、たまに、うまくいくことがあります。
「これが正しい道だったのか」と、喜んで進んでいると、いつの間にか袋小路に入ってしまい、二進も三進も行かなくなります。
それまでの努力、時間、費やしたお金が、全て無駄になるわけです。
バカな守護霊に取り憑かれていると、そんな人生になります。
邪気邪霊に取り憑かれているのと、同じようなものです。
自分の目標を達成するのに、邪魔にしかなりません。
そういう人にとっての目標達成は、ラグビーで大柄な選手が、2人も3人も引き摺ってトライを決めるようなものです。
残念ながら、守護霊を自分で取り替えることはできません。
また、邪気は祓えますが、守護霊は祓えません。
足を引っ張られながら望みを叶えるためには、人一倍、知性と教養を磨き、体力をつけ、気力と根性で頑張る必要があります。
並行して、産土神社の神様や、一宮の神様に祈願するといいでしょう。
馬鹿な守護霊の代わりに、強力な御眷属が守護し、導いてくださいます。
御魂を磨いて、神様のお眼鏡にかなう人物になってください。