「知識よりも知恵が大切だ」と聞くと、すごく良いことの様に感じませんか。
文科省が、「知識偏重の詰め込み教育をやめる」といって、学校で学ぶ内容を激減させました。
いわゆる、ゆとり教育です。
そのせいで、世界最高水準だった日本の教育レベルが、下位の方へ移行してしまいました。
その反省から、今は、知識の量が増えつつあります。
ゆとり教育を受けてきた人たちは、「ゆとり世代」と言われています。
この世代の人であっても、有名私立の卒業生は以前と変わらない教育を受けていましたから、飛び抜けて優秀な人材です。
公立出身者との格差が、大きく広がってしまいました。
知識は必要です。
知恵は、知識に基づいて発揮されるものです。
知識がなければ、始まりません。
日本の歴史上、最も頭がいいと言われている弘法大師空海に、黙ってスマホを手渡したら、どうでしょう。
現代では、幼稚園児でさえ使えるスマホですが、何も知らない空海が使いこなせるわけがありません。
知識はインプット、知恵はアウトプットです。
アウトプットが苦手な方は、圧倒的なインプットを心がけましょう。
読書、音源、映像など、あらゆる手段を駆使して、インプットしてください。
知識があれば、ひらめきがやってきた時、存分に活躍できます。