以前にも、一度取り上げました。
「鬼滅の刃」で、鬼殺隊・炎柱・煉獄杏寿郎が、幼い頃、病床の母に言われた言葉です。
「なぜ自分が人よりも強く生まれてきたのかわかりますか」、と杏寿郎に問いかけ、その答えを言って聞かせます。
「弱き人を助けるためです。
生まれついて人よりも多くの才に恵まれた者は、その力を世のため人のために使わねばなりません。
天から賜りし力で、人を傷つけること、私服を肥やすことは許されません。
弱き人を助けることは、強く生まれた者の責務です。
責任を持って果たさなければいけない使命なのです。
決して忘れることのなきように。
私はもう長くは生きられません。
強く優しい子の母になれて幸せでした。
あとは頼みます。」
( 引用 : 鬼滅の刃 第八巻 第六十四話 )
たかが漫画と、侮ってはいけません。
このセリフは、真実です。
人より優れて生まれついた者は、公に貢献する責務があります。
御魂磨きは、あくまでも「個」です。
普通の人は、それでいいでしょう。
しかし、人よりも優れたあなたは、それだけでは足りません。
世のため人のために尽くさなければならないのです。
あなたは前世までに、ある程度御魂を磨き、才能を磨き、徳を積んできているのです。
レベルの高い人にしか、世の中を良くしていくことはできません。
あなたは、公に貢献する覚悟をしてください。
これは、自己犠牲ではありません。
自分が恵まれて幸せでない限り、大勢を幸せにはできませんから。
救うべき人が多いほど、たくさんの知力、体力、財力、人間関係などに恵まれている必要があります。
それらに恵まれているのなら、弱き人を救い、公に貢献してください。
そうすることで大きな徳を積めば、来世は、次のステージが用意されるでしょう。