一般に、年齢を重ねるほど、月日が経つのが早く感じます。
10歳の1年は人生の10分の1ですが、40歳の1年は人生の40分の1、60歳になると60分の1です。
人生に対する1年やひと月などの割合が小さくなるから、短く感じるのだそうです。
感じるものは仕方がありません。
過ぎ去った時間は思い返すと一瞬ですから、時が経つのが早いと感じないようにはできません。
変えられるのは、考え方です。
多くの人は、時間が早く経つのをネガティブに感じます。
「もう、1週間経ったのか」、「もう、2ヶ月が過ぎたのか」と、感じます。
目標に向けて順調に進んでいなかったり、無為に過ごす日が多かったりするのも一因です。
充実していないと、後悔が残ります。
できることなら、気分良く過ごしたいものですね。
子供の頃、夏休みなどの長期の休み、遠足、正月などが待ち遠しかったでしょう。
「もう、夏休みになったのか」とは、思わなかったはずです。
「もう、夏休みも終わりか」と、思ったことはあるでしょうけれど。
楽しい予定があれば、まだか、まだかと、待ち遠しいものです。
これを人生に応用してみましょう。
楽しい予定を入れるのもいいですが、イベントばかり続けられません。
そこで、「確定した理想の未来」です。
五感をフルに使って、理想の未来を記憶に刻みつけます。
例えば、「3年後の2025年、私は〇〇になっていた。」というようなことです。
記憶ですから、「〜でしょう」ではなく、過去形あるいは完了形にします。
そうすることで、確定するのです。
年収が10億になっていたとか、起業して年商100億を達成したとか、具体的な数字を入れると、なお実感が湧くでしょう。
こうして、理想の未来を固定すると、早くそうなってほしいと思います。
変わらず時間が早く過ぎると感じても、早ければ早いほど夢の実現が近く感じるのですから、ありがたいですよね。
是非、試してみてください。