言葉には、運を左右するほどの力があります。
運を良くするには、良い言葉を使う努力が必要です。
そのためには、言葉に発する前の思考に、気をつけなければなりません。
前にも取り上げましたが、人は、1日に数万回、脳内対話をしています。
そしてそのほとんどが、否定的な内容です。
過去の嫌な出来事を反芻したり、愚痴、不平、不満、敵に対する攻撃、復讐、心配、後悔・・・。
思考もエネルギーですし、波動ですから、言葉に出していなくても悪影響があります。
言葉にしてしまうと、その破壊力は凄まじいものでしょう。
幸い、理性がある人は、思っていることをそのまま口にしません。
さて、否定的な思考になるのは、防衛本能ですから、放っておくといつまでも続きます。
嬉しいことが起きない限り、愚痴や不平や不満や・・・が、一日中、頭の中を駆け巡っています。
積極的に、良いことを考える努力は必要でしょう。
ただ、日本人は、自分や他人を褒めたり賞賛したりするのが、苦手です。
素晴らしいものを、素晴らしいと言えない人が多いです。
また「ありがとう」という代わりに、「すいません」と言ってしまいます。
これは仕方がないと放っておくと、開運しません。
否定的な脳内会話に気づいたら、「とほかみえみため」を繰り返しましょう。
「とほかみえみため」には、祓いの力があります。
負の影響や思考のカスみたいなものを、「とほかみえみため」で祓ってしまいましょう。
また「とほかみえみため」は、神々や御先祖に対する感謝の言葉でもあります。
マイナスを取り除き、プラスを取り込める、一石二鳥の働きがあります。
愚痴や不平や不満や・・・を繰り返す代わりに、「とほかみえみため」をマントラのように繰り返してください。
人がいなければ、口に出してもいいでしょう。
続けているうちに、自然にポジティブなことが頭に浮かぶようになります。
わくわく、うきうき、いい気分で毎日を過ごせるようになりますよ。