福岡県福岡市にあります、「警固 ( けご ) 神社」を紹介しましょう。
御祭神は
八十禍津日神 ( やそまがつひのかみ )
神直毘神 ( かんなおびのかみ )
大直毘神 ( おおなおびのかみ )
創建は仲哀天皇9年
現在の場所に、慶長6年 ( 1601年 ) に黒田長政公によって創建されました。
神殿が造営されたのは、その7年後です。
八十禍津日神は、伊弉諾尊が黄泉の国から戻られ、禊祓いをした時に生まれた神様です。
穢れから生まれた神様、すなわち禍の神様です。
そして、神直毘神、大直毘神は、穢れを祓い、禍を直す働きがあります。
ということから、厄除けの神様として、信仰されています。
これらの神様は、神功皇后が三韓征伐の際に、船団を守護した神様です。
頼りになりますね。
この神社では、お守りは、御守りではなく「お固り」です。
よみかたは、「おまもり」で同じですが、警固神社の名前から、このように書くそうです。
固の字を象った模様が、お固り袋に描かれています。
代表的な「警固り ( いましめまもり ) 」は、日本で唯一、博多織の袋に入れられています。
この神社の絵馬も、固の字を象ったもので、正方形をしています。
オリジナルのブレンドオイル「御神香」も、素敵です。
また、境内には足湯がありますから、参拝の折には楽しめます。
飲用のご神水もありますよ。