宗教書としては、新興宗教の教祖サマが書いた本より、古典を強くお勧めします。
時の試練に耐えて残ってきた古典には、真実があると考えて良いでしょう。
ということで、前回は旧約聖書を紹介しました。
これは、イエス・キリストの言行録と、その教えに従ってきた使徒たちの書です。
イエスが亡くなってから随分経って成立したものなので、書かれていることが全て真実とは限りません。
真実ばかりではないということは、宗教書全般に言えることですが。
信者でないのなら、内容を全て鵜呑みにする必要はありません。
また、教えに従う必要もありません。
聖書は、世界で最も印刷された書物です。
80億冊、150億冊、3880億冊など、色々な説があります。
教養の一つとして、一度、通読しておいても損はありません。
聖書は文庫本にもなっていますから、安く手に入ります。
ユダヤ教やキリスト教を信仰するつもりでなければ、解説書まで読まず、聖書そのものを読んでください。
心に響くところもありますし、悩み事解決のヒントになるところにも出会うでしょう。