昨夜は、大きな地震がありました。
大丈夫でしたか。
東日本大震災の時の辛い体験を思い出された方も、いらっしやるでしょう。
何があっても、「与えられた試練」と受け止め、乗り越えてください。
さて、明日3月18日は、満月です。
16時18分、乙女座の位置で起こります。
いつものように満月のパワーを利用して、潜在意識にアクセスしましょう。
これまで何度も挑戦したけれど、全く効果が無かったという方は、やり方を変えてみても良いかと思います。
例えば、潜在意識を活用するのではなく、月そのものに祈るのです。
日本では、太陽もそうですが、月も「お月様」や「お月さん」のように、人格を持ったかのような呼び方をします。
ですから、月に祈ることに対して抵抗感は無いでしょう。
神様に祈るように、お月様に祈ってください。
もう一つ。
明日から春のお彼岸です。
これは、仏に至る修行です。
本来は、生涯、毎日行うべきものですが、出家の身でない私たちには難しいものです。
そこで、年に2回、お彼岸の間に思い出しましょう。
彼岸1日目の修行は、「布施」です。
布施とは、施すことで人を幸せにする行為です。
最もわかりやすいのが、寄付や募金です。
お金も含めて形あるものを施す行為を「物施」といい、割と手軽にできます。
また、教えを通して人を幸せに導く行為を「法施」といい、布施の中で最も功徳が大きいとされています。
教えを受けて幸せになった人が、さらに別の人を幸せにするという連鎖が生まれるからです。
一人に対して行ったことが、何人も、何十人も幸せにする可能性があります。
学び、悟り、人格を磨き、徳のある人のみができる行為といえましょう。
信頼されていなければ、教えを聞いてもらえませんから。
ボランティア活動のように、自分の時間と体を使って施す行為は、「体施」といいます。
自分には、お金も無いし、時間も無い、人に与えるものなんて何も無いという方は、「無財の七施」を実践しましょう。
その中の「身施」は体施のことですから、他の六つを心がけてください。
中でも、優しい眼差しで人に接する「眼施」、にこやかな顔で接する「和顔悦色施」、優しい言葉で接する「言辞施」は、意識すればできるはずです。
布施行は、徳積みです。
残りの人生と、あの世、そして来世の幸せのために、たくさん徳を積んでください。