島根県松江市にあります「玉作湯 ( たまつくりゆ ) 神社」を、紹介しましょう。
御祭神は
櫛明玉神 ( くしあかるたまのかみ )
大名持神 ( おおなもちのかみ = 大国主命 )
少彦名神 ( すくなひこなのかみ )
創建は定かではありませんが、奈良時代初期に成立した「出雲国風土記」に登場します。
さて、出雲国といえば出雲大社ですが、そこから車で1時間弱のところに、この神社はあります。
古くからある神社で、パワースポットとしても有名なようです。
この神社独特のものとして、「願い石」があります。
大昔、山から突然現れたという丸い石で、神社に祀られ、いつしか、人々が願掛けをするようになりました。
では、願掛けのやり方を説明しましょう。
まず社務所にて、お守り袋と願い札がセットになった「叶い石」を授かります。
小さな石を授かりますが、この石にはいろいろな種類があり、石があなたを選んで来てくれるそうです。
次に手水舎で口と手を清めてから、本殿に参拝します。
たっぷり祈ったら「願い石」へ行き、流れる水で叶い石を清め、それを願い石に触れながら願い事をします。
この時、強く擦り付けてはいけません。
そして、願い札に願い文を書き入れます。
複写になった方を社務所の札入れに入れます。
後日、神主さんが祈祷してくれます。
もう一枚と叶い石をお守り袋に入れて、携帯します。
世界で唯一、自分だけのお守りです。
この神社には、いくつか珍しい狛犬がありますが、中でも親子狛犬は可愛らしくて、一見の価値ありです。
島根に行くときは、是非、参拝してください。
その機会のない方は、ネットの画像を見ながら遠隔参拝して、御神徳を授かりましょう。