ピンチに陥ってから初めて神様に縋っても、奇跡は起こりにくいでしょう。
いきなり、「神様助けて !! 」と言われても、神様にしてみれば「あんた、誰 ? 」となります。
「はてさて、助けるに値する人間なのだろうか」と、すぐには力を貸してくださらないかもしれません。
人間関係と同じで、神様とも、常に親しくしておくべきです。
神様からすれば、我々人間は、可愛い子犬のようなものです。
子犬が、いつも愛想良く戯れついてきたら、可愛がってやるでしょう。
子犬のように、神様に戯れつきましょう。
それは毎日の、報告、連絡、相談からです。
今日はこんなことがありまして・・・、と祈ります。
神棚や神社に祈る時は、お願いだけではいけません。
願い事ばかりだったら、「こいつは、いつも要求してばかりだ」と、嫌われます。
神様を遠くにいる偉大なる存在ではなく、先祖の先祖の大先祖様として接してみてください。
神様を身内として、悩み事を聞いてもらったり、喜びを報告したり、欲しいものを伝えたり、何でもかんでも話してください。
そのようにして、毎日、神様と交流していれば、いざという時に助けてくださいます。
日々の祈りは、危急の事態に遭遇した時に助けを求める実戦練習です。