福岡市中央区にあります、「鳥飼 ( とりかい ) 八幡宮」を紹介しましょう。
御祭神は
創建は、約1700年前、神功皇后の時代です。
ここには、目を引く御神木が3本あります。
その一つが、「千年蘇轍」。
これは武内宿禰が、神功皇后の安産を祈った場所に生えたと言われています。
次に、「息吹の大銀杏」。
この木は、大東亜戦争で焼夷弾の直撃を受けて黒焦げになったのですが、数年後、枝から新芽が出て蘇りました。
三つ目が、「夫婦楠」。
幹が二つに分かれていて、夫婦が寄り添っているように見えます。
さて、この神社特有のものとして、十色の「ご縁むすびの紐」があります。
十種類の色のそれぞれに意味があるので、自分の願いにあった色を選びます。
上にあげた3本の御神木に、願いを託した紐を結びつけます。
その際、1本を御神木に、もう1本を自分の持ち物に結びつけます。
また、鷹、鶴、梟を描いた三種類の絵馬があります。
それぞれに意味がありますから、願い事にあった絵馬を選んで祈願します。
この神社のキャッチフレーズは、「むすびの神」です。
八幡神宮は、全国に四万社以上あると言われています。
ここで祈願すれば、全国展開している八幡大神のネットワークで、良きご縁が結ばれるでしょう。