運を悪くするもの、三つ目は同情です。
運の悪い人と付き合うと、100%運が悪くなります。
相手は、あなたの運を吸い取って、多少、良くなるかもしれません。
マイナス100が、マイナス99になるようなものでしょうけれど。
運の悪い人は大抵、悲惨な状況にありますから、優しいあなたは同情するのでしょう。
同情することで、意識の架け橋ができ、運が吸い取られていきます。
私は、同情心を否定するものではありません。
ただ、運を悪くしたくないのなら、縁を切るなり、次第に疎遠になっていくように工夫すべきです。
また、対象は身近にいる人だけとは限りません。
報道番組で取り上げられている被害者・犠牲者も、同じ影響があります。
事件や事故、災害の被害者や犠牲者、そしてそのの遺族に対して、同情することはありませんか。
テレビは、強く同情を誘うように演出します。
視聴率が上がるからです。
優しい人ほど、可哀想な人に対して同情します。
さらに、「もし、自分がそうだったら」と、自らを重ね合わせることもあります。
同情することができる優しさは、とても素晴らしいものです。
しかし、運を悪くしたくないのなら、テレビを見ないことです。
あなたの財力や人脈を使って、相手を助けてあげられるのなら、助けてあげれば良いのです。
それができないのなら、同情すべきではないでしょう。
同情しても、その人にとって何の助けにもなりませんし、あなたの運が下がるだけです。
同情しても、しなくても、その人の人生は変わりません。
同情しないことに後ろめたさを感じる必要はありません。
運を悪くしたくないのなら、矢鱈に同情しないことです。