人生における究極のゴールは、死です。
未だかつて、死ななかった人は一人もいません。
人間の致死率は100%、誰もが必ず死にます。
ですから、死をゴールに設定する必要はありません。
「ゴールを設定する」のゴールは、達成したい事柄、目標のことです。
資格を取る、入学する、ダイエットする、といったものも、ゴールの一つとして設定します。
さて、人生を川下から始まって川上へ向かうものだとイメージする方は、目標に向けて、ひたむきに努力するでしょう。
努力は、苦しいものです。
流れに逆らって上っていくイメージが、ぴったり合います。
目標を高い位置に掲げ、それに向かって上っていくイメージです。
切磋琢磨、精進努力、厳しい修行の日々です。
闘志が掻き立てられます。
苦労した分、達成した時の喜びは、とても大きなものです。
努力家は、コールに到達したら、またすぐに次のゴールを設定して、努力し始めます。
究極のゴールである「死」を迎えるまで、自ら設定したゴールに向けて、努力し続けるのです。
これは、御魂が磨かれます。
耐え忍んで努力し続けることは、荒魂磨きです。
達成するために創意工夫することは、奇魂磨きです。
仲間を作って、共に頑張ろうとすれば、それは和魂磨きです。
その目標が、他者の幸福のために向けられたものなら、幸魂磨きです。
たとえ途中で力尽きてゴールに到達できなかったとしても、御魂は磨かれています。
とても、素晴らしい人生でしょう。
あなたは、川上に向かっていますか。