「〜ねばならない」、「〜べきだ」と考えがちな方は、注意してください。
間違った信じ込みで、自分も他人も不幸にしてしまうかもしれません。
例えば、「法律を守らなければならない」のは、当たり前です。
しかし、大切な人や自らの命の危機にあるときは、その限りではないでしょう。
自宅に強盗が侵入した時は、暴力で対抗します。
私は、家族を守るために、法律上の過剰防衛を気にして手加減するなんてことは、ないでしょう。
こんなことは、一生に一度あるかないかのことでしょうけれど。
こんな極端なことではなくても、何かにつけて、「〜ねばならない」、「〜すべきだ」、と考えてしまっていませんか。
みんな仲良くしなければならない、と学校で強制されますが、本当にそうなのでしょうか。
自分や大切な人に害をなす人間と、仲良くできるわけがありません。
多様性が謳われる時代ですが、多様性を主張する人ほど、自分と同じであることを求めます。
そんな人とも、仲良くなんてできません。
神道には、掟はありません。
「ねばならない」も「べきだ」も、ありません。
私たちの人生の全てにおいて、「ねばならない」、「べきだ」を持ち込むのはやめましょう。
その代わりに「〜したほうがいいかもしれない」、さらに「〜したほうが楽しいかも・・・」を基準にすると、楽に生きられます。
縛りを解くと、楽になりますよ。