過去の記憶は映像として浮かんできても、夢が実現しているところはイメージできない。
そのような方は言葉や文章にしましょうと、前回、書きました。
成功物語を創作するのです。
いわば、自分が主人公の超短編小説です。
結末は成功です。
途中経過は、要りません。
成功している様子を、文章にしてください。
その、成功している様子が、未来の記憶です。
脳は、時制の区別をしません。
過去の嬉しかったことを思い出すと、笑みが溢れるでしょう。
今、その嬉しい体験をしているかの如く。
人に嫌なことをされた記憶が甦れば、腹が立つでしょう。
今、そういう目にあわされているかの如く。
過去のことについてそうなのですから、未来も同じです。
夢が叶った未来をイメージしたり、文章にしたりすることは、脳にとっては記憶を掘り起こしているのと同じです。
今それを体験しているのです。
定着したら、脳としては、その状態を作り出そうとします。
そうしないと、辻褄が合わないからです。
未来の記憶を何度も思い出して、確実なものとして定着させれば、現実が動き始めます。
リアル人生ゲームのゴールを設定する時は、何度も未来の記憶を思い出して、固定してください。
記憶にあることを思い出しているように感じるまで、繰り返しましょう。