どうしても変わりたいのなら、脳による強力なブロックをぶち壊さなければなりません。
これには、荒治療が必要です。
まず、夢や目標が明確でないと、変わることはできません。
そして、必ずそうなるのだという意志を持たなければなりません。
多くの方は、ここまでは出来ますし、やっていると思います。
ここまでは気持ちの問題で、肉体的には一歩も動いていませんから、何の変化も起きていません。
そして、ここからの第一歩を踏み出すことが、なかなか出来ません。
そこで、危機感を使いましょう。
その夢や目標を実現しなかったら、どんなに辛いか、どんな不利益があるか、どんなに惨めかなど、実現しなかった時に起きるであろう悪いことや、味わうであろうネガティブ感情を想像してみてください。
徹底的に。
きっと、避けたいと思うはずです。
不幸で辛い思いは、絶対にしたくないでしょう。
何もしなければ、残りの人生は悲惨なものになるはずです。
不甲斐なさに苛まれながら、惨めに余生を送っていくのです。
何年も、何十年も。
そして寿命が尽きる時には、大きな後悔だけが残っているでしょう。
いったい何のために生まれてきたのかと、情けなくて、死んでも死にきれないのではないでしょうか。
それらに比べたら、一歩を踏み出すことくらい、何でも無いはずです。
長く続く惨めな人生より、一歩を踏み出す方が苦しいなんてこと、あるわけがありません。
一歩を踏み出さない人は、変わらなかった時に味わう、屈辱と忍耐と悲惨さだけが続く長い余生の時間から、目を逸らせているのです。
変わらなかった時の、不幸な人生をイメージしてください。
イメージできたなら、それは実現する可能性があります。
今、一歩を踏み出さなかったら、その人生になるのです。
嫌ですよね。
私は、嫌ですよ。