天津祝詞は、強い祓いの力があります。
是非、覚えてください。
神社参拝や神棚に礼拝するとき、自らを祓い清めるために唱えると良いでしょう。
3回連続で唱えると、かなりスッキリするはずです。
高天原(たかまのはら)に神留坐(かむづまりま)す。
神魯岐神魯美(かむろぎかむろみ)の命(みこと)以(もち)て。
皇御祖(すめみおや)。神(かむ)伊邪那岐命(いざなぎのみこと)。
筑紫(つくしの)日向(ひむか)の橘(たちばな)の小戸(をど)の阿波岐原(あはぎはら)に。
御禊(みそぎ)祓(はら)ひ給(たま)ふ時(とき)に生坐(あれませ)る祓戸(はらひど)の大神等(おほかみたち)。
諸(もろもろ)の枉事(まがごと)罪穢(つみけがれ)を祓賜(はらひたま)へ清(きよ)め賜(はらひたま)へと申(まを)す事(こと)の由(よし)を。
天津神(あまつかみ)国津神(くにつかみ)。八百万(やほよろづ)の神等共(かみたちとも)に。
天(あめ)の斑駒(ふちこま)の耳振立(みみふりたて)て。
聞食(きこしめ)せと。恐(かしこ)み恐(かしこ)み白(まを)す。
書物によって、多少の違いがあるようです。
例えば、高天原は、「たかまのはら」、「たかまがはら」、「たかあまはら」と三通りあります。
また、「天の斑駒の耳振立て。」を省略しているものもあります。
多少の違いは、あまり拘らなくてもいいでしょう。
きっちりと形をなぞるよりも、神様に対して気持ちを高める方が大事です。
神棚拝詞や神社拝詞よりも覚えにくいですが、頑張って覚えてください。
覚えたら、いつでも、禊祓いできますよ。
リズムや抑揚は、YouTubeなどで公開されている初音ミクバージョンを、参考にしてください。
人が唱えてるいものは、その人の気が入っていますから、どんなに立派な人のものであっても、お勧めできません。