明日、7月20日から8月6日まで、夏土用です。
一般に「土用」と言えば、夏土用です。
土用の丑の日に鰻を食べる、というのも夏土用だけです。
土用とは、土公神 ( どくしん、どくじん ) が、地上を支配する期間です。
土の神様ですから、この期間に土いじりをしないこと、とされています。
このことに関しては、過去に何度か取り上げていますから、そちらを参照してください。
この土公神が、天界に出かけて留守の日があり、それを間日( まび ) と言います。
夏土用では、卯、辰、申の日で、7月25日、26日、30日、8月6日です。
間日は、土公神がいらっしゃらないので、土いじりができます。
土用の期間は、土いじりだけでなく、旅行や結婚などもしない方が良いとされています。
また、この期間だけの凶方位「土用殺」があります。
夏土用では、南西の方角です。
今年、南西は歳破であり、二黒土星にとっては本命殺、八白土星には本命的殺です。
二黒土星および八白土星の方には三重の凶方位になりますから、こちらの方角への移動には注意してください。
長期の旅行や引っ越しは、避けた方が無難です。
どうしても行かざるを得ない方は、「方位避け祈願」をして、少しでも凶作用を抑えましょう。
さて、土用といえば「土用の丑の日」です。
今年は、7月23日と8月4日です。
鰻を食べると言うのは、平賀源内が作ったコピーですが、「う」のつく食べ物なら、なんでもいいそうです。
うどんでも、梅干しでも。
縁起を担ぐということで、何か一つだけでも食べましょう。