他者から親切にしてもらったり、何かを頂いたりしたら、感謝するでしょう。
しなかったら、次は無いかもしれません。
しかし、自分に対して感謝しなくても、思考も感情も身体も動き続けてくれています。
とても有難いものだと思いませんか。
かつて、「脳は司令塔であり、各臓器や筋肉は脳の命令によって動いている」と言われていました。
最近の研究で、脳と臓器、臓器と臓器が、互いに信号をやりとりしていることがわかってきました。
これは、心臓は心臓で、肝臓は肝臓で、独立して意思を持っているということです。
生物は、最初、単細胞でした。
それが集合して多細胞生物になって行ったわけです。
生物の歴史からすれば、私たちの細胞一つ一つが、それぞれ意思を持っていたとしても不思議ではありません。
細胞みんなが協力して、自分という人間を支えてくれていると考えれば、感謝の気持ちが湧いてくるでしょう。
生きているだけで、感謝です。
それ以上のことができているなら、ものすごい感謝です。
朝、目覚めたら感謝です。
頼んでいなくても、寝ている間も心臓は動き続け、呼吸器官も動き続け、身体全体が新陳代謝をしてリフレッシュしてくれているのです。
スピリチュアルの世界では、感謝をすると波動が上がると言われています。
波動が上がれば、宇宙からのメッセージ、すなわち、神様からのメッセージが受け取りやすくなります。
上がれば上がるほど、受け取る度合いが高まります。
神様に近づくからです。
滝に打たれたりして難行苦行しなくても、感謝することで、上っていけるのです。
楽、しましょうよ。