自霊拝については、過去に何度か取り上げました。
自霊拝は、自分の身の内の神を拝むことです。
神社や神棚の社に鏡があるのは、太陽の象徴であるのと同時に、「自らの内にある神を拝み奉れ」ということでもあります。
私たちは誰でも、神様の分魂を持っています。
霊的に見て、中心にあるもの、「芯」に当たるものです。
「芯」は言霊で「神」と同じです。
私たちは、本来、神様なのだと、自らに言い聞かせましょう。
神様ですから、大切に扱わなければなりません。
化粧をしたり、綺麗に着飾るのは、理に適っています。
美味しいものを食べ、睡眠時間を十分に取り、快適に過ごすことも、適っています。
そして、「神様なのだから、不可能はないのだ」との意気込みで、新しいことにチャレンジしてください。
こんなことを言うと、「私は、もう50歳ですが、メジャーリークに挑戦してイチロー選手みたいになれるんですか。」
などと、屁理屈をいう人が、たまにいます。
この人は屁理屈を言っているだけで、本氣でメジャーリーガーになりたいと思っているわけではありません。
本氣で願っていないことが、実現するわけがありません。
あなたの、本氣の願いは何ですか。
本氣の願いとは、天命です。
鏡を見ながら天津祝詞を奏上して、自らの身の内の神に祈りを捧げて、確かめてください。
聞いてみれば良いのです。
「私の天命を、教えてください。」
「今世に、果たすべき使命を教えてください。」
これらは、完了形プラス感謝の形でも構いません。
「天命を果たすことができました。ありがとうございました。」
「今世の使命を果たしました。ありがとうございました。」
違和感のない方法で、祈ってください。
続けていれば、突き上げるような、魂の衝動があるでしょう。