漢字には、普通に使用されているもの以外に、旧字体と呼ばれているものがあります。
現在、画数が多い旧字体が使われるのは、苗字くらいでしょう。
私も、いくつかを除いて旧字体は使いません。
以前、「形にはパワーがある」ことを取り上げました。
パワーを持つ図形としてよく使われるのは、五芒星と六芒星です。
五芒星とは、一筆書きで書く星形をイメージするといいでしょう。
イスラエル国旗の真ん中に描かれている図形です。
これらの図形が持つ力は、人が感じられるほどのものです。
例えば、六芒星を紙に書いて、その上に飲み物を置いて、味の変化をみてみてください。
日本酒が一番わかり易いと思いますが、敏感な方なら真水でもわかるでしょう。
五芒星、六芒星に加えて八芒星も試して、味の変化の違いを楽しんでください。
話がそれました。
形にはパワーが宿ります。
当然、文字にもパワーが宿ります。
特に、GHQによって強制された「当用漢字」のなかには、パワーダウンさせられた漢字が沢山あります。
醫→医、學→学、氣→気など、大きく書いたり、拡大コピーをするとパワーの違いがわかるでしょう。
普段から旧字体を使えば良いのですが、画数が多いので、面倒臭いというのが本音です。
キーボードを打つときも、探すのに苦労するものが沢山ありますし。
ただ私は、よく使う「氣」は、なるべく旧字体で書くようにしています。
氣と気では、气の中にある「メ」を「米」に変えるだけですから。
「メ」は〆、すなわち閉じ込めてしまう意味です。
「米」は、中心から八方に広がって行くイメージです。
エネルギーが拡散して、発展して行きます。
締め切ったところには、進歩も発展もありません。
そこで、ポジティブな意味の単語には「氣」を使っています。
ネガティブなものは、そこで締め切って閉じ込めた方が良いので、「病気」や「邪気」などには「気」を使うようにしています。
あなたも、簡単なものから、取り入れてみませんか。