アファメーションに関しては、自己啓発本などで、よく紹介されています。
昔は、自己暗示と呼ばれていたものです。
多少、ニュアンスは異なるかもしれませんが、基本的には同じものです。
なりたい自分になるための、言葉による思い込み作りのことです。
理想の未来を繰り返し唱えることで、潜在意識に入れようとする試みです。
「私は〇〇だ」や「私は〇〇を得た」と、新月の祈りの時のように一言でも構いません。
長い文章は暗唱しにくいので、30字程度までの短文を繰り返します。
唱える言葉が、確定した未来だと信じて行っているうちは良いのですが、繰り返しているうちに違和感を覚えます。
現実に、そうなっていないのですから、嘘くさいと思ってしまうのです。
「私は金持ちだ」と唱えながら、「実際は金なんて無い」と思い始めたら、もうアウトです。
「無い」が潜在意識に入ります。
アファメーションをやっても上手くいかない人が多いのは、このせいです。
近頃は、アファメーションに代わって、インカーテーションが主流になってきました。
これは、アファメーションを大きな声と、全身の運動を使って、強烈に行うものです。
例えば、「私は〇〇だ !! 」と、拳を突き上げながら、目一杯叫ぶのです。
繰り返し、何度も叫びます。
「私は凄い !! 私は最高 !! 私は賢い !! 」のように、言葉を変えても構いません。
動きも、自分の感情に任せます。
制御しないで、全身を動かし、叫び続けます。
意識のブロックをぶっ壊して、自分自身に言い聞かせる感じです。
願いを、叩き込むのです。
この方法は、世界ナンバーワンコーチ、アンソニー・ロビンズが提唱しているものです。
西洋人、アングロサクソンには合っているでしょう。
奥ゆかしい人には、抵抗があると思います。
自己啓発セミナーの会場で、みんなで叫ぶことはできても、家で一人でやるのは難しいでしょう。
それでもやってしまえる人が成功する、といえます。
アファメーションが上手くいかない方は、一度、インカーテーションを試してみてください。
やったもの勝ち、かもしれません。