今年は、なんとしても自分自身を幸せにしていただきたいわけですが、幸せの種類に違いがあります。
幸せ、あるいは幸福感とは、医学的には、単にホルモン分泌です。
脳内に分泌されるホルモンで、幸福感を感じる仕組みです。
幸せホルモンには沢山ありますが、そのうち、セロトニン、オキシトシン、ドーパミンが、よく知られています。
これらのホルモンが脳内で分泌されると、私たちは幸せを感じます。
セロトニンは身体的なもので、オキシトシンは他者とのつながりで、ドーパミンは目標達成や物質的なもので、分泌されます。
精神科医の樺沢紫苑さんは、得る順序を間違えると不幸な結末が訪れると言っています。
彼によると、まずセロトニン系幸福、次にオキシトシン系幸福、その次にドーパミン系幸福を満たしていくべきだそうです。
そこで私たちは、先ず、身体的幸福を目指しましょう。
第一に、健康であることです。
目標達成のために睡眠時間を削って頑張る、というのは、セロトニン系幸福を無視して、ドーパミン系幸福を追い求めるものです。
それで目標を達成しても、どこかに歪みがでます。
健康を害するとか、家族関係・夫婦関係が崩壊するとか、いずれ不幸に落ちます。
目指すべきは、、健康であり、理想の体型をしていて、毎朝すっきり目覚め、食事も美味しいなど、身体的幸福に満たされている状態です。
その時初めて、「明るく、元気で、前向きで、発展的で、進歩的、楽天的で、積極的で、意欲に満ちた」状態になれます。
これこそ、神道的生き方です。
まずはそこを目指しましょう。
もう一つ。
諸説ありますが、一般に正月二日から三日にかけて見る夢が、初夢とされています。
今夜見る夢が、楽しみですね。
いい夢を見てください。