天津祝詞は、覚えられましたか。
天津祝詞には、環境や自分自身を祓い清める力があります。
神社参拝においては、最初にこれを唱えることで、氣分を上げることができます。
ほとんどの人は、十円玉を一枚賽銭箱に放り込み、2拍手して、いきなり願い事をするというパターンです。
テレビで神社参拝の特集が流行っていた頃は、それを見て、作法を覚えて実践する人もいたでしょう。
大体は、鳥居の前で一礼する、参道の端っこを歩く、手水の作法、二礼二拍手一礼、そして願い事。
こんな感じでしょう。
私の知る限り、天津祝詞を勧めている番組はありませんでした。
あなたは、ぜひ、天津祝詞を覚えて、祈りの最初に唱えてください。
祈りとは、意・乗り。
発する言葉に氣持ちを乗せることです。
天津祝詞を唱えていると、厳かな氣分になってきます。
祓いの霊力を発揮できなくても、氣分は上がります。
それで、スムーズに祈りに入っていけます。
般若心経を覚えている人はたくさんいますが、天津祝詞を覚えている人は少ないです。
漢字ばかりで意味の分からない般若心経より、日本語で意味の分かる天津祝詞の方が、はるかに覚えやすいと思います。
ぜひ、覚えてください。
神前で天津祝詞から始める人は、極めて少数ですから、神様にすれば特別な存在でしょう。
お覚えめでたいですよ。