困ったときだけじゃない神頼み

神社参拝だけでなく、スピリチュアルな分野も使って開運する方法を紹介しています。

罪悪感の処理

以前に取り上げたことがありますが、「恥じ」の次に厄介なのが「罪悪感」です。

 

人に迷惑をかけた時、罪悪感を感じるのは正常です。

 

また、欲に負けて「つい魔がさして、やってしまった」という罪悪感も、正常です。

 

このような罪悪感を感じない人がたまにいて、それをサイコパスといいます。

 

それはともかくとして。

 

やらかしてしまったことに罪の意識を感じたら、反省して、償えるものは償う。

 

それで、おしまいです。

 

厄介なのは、いつまでも引きずってしまう罪悪感です。

 

例えば、助けられたかもしれない命を助けられなかった時、強い罪悪感を覚えます。

 

災害や事故で身内を亡くして、自分が生き残ったことに罪悪感を覚える人がいます。

 

これは、償い様が無いので、いつまでも消えません。

 

「あの時、引き止めておけば」

 

「あの時、声をかけていたら」

 

「あの時、ついて行ってあげていたら」

 

と「あの時・・・」を、いつまでも思い続けます。

 

そうしているうちに、無意識で「私は幸せになってはいけない」と、信じ込むようになります。

 

その結果、自分に対して罰を与えるようになります。

 

夢に向かって、勉強し、行動し、努力し、あと一歩というところで、「私は幸せになってはいけない」が発動して、無意識に失敗するようなことをしてしまいます。

 

無意識というのが、怖いところです。

 

「自分は、幸せになってはいけないのだ」と意識しているのなら、改善できるででしょう。

 

しかし、意識していないのですから、誰かに指摘されるか、ふと思いつくまで、自らを罰し続けます。

 

振り返って、「あと一歩というところで、いつもうまく行かない」という方は、その可能性が大きいです。

 

この信じ込みを取り除かない限り、失敗続きの人生です。

 

思い当たる節があるなら、処理してください。

 

認めて、赦して、受け入れるのです。