明日2月11日は、建国記念の日です。
一般に紀元前660年2月11日、神倭伊波禮毘古命 ( かむやまといわれびこのみこと ) が、初代天皇に即位されました。
( なお、古代日本では春秋暦を使用していたので、もう少し歴史は浅くなります。)
初代天皇は神武天皇ですが、「神武天皇」という呼び方は、諡です。
一般の人で言うところの、戒名ですから、生きているうちには使いません。
さて今年は、皇紀2683年です。
日本人ならば、知っておいていただきたい数字です。
記紀によると建国以来2683年経っていますが、実際のところ、もう少し新しいようです。
古代の日本は、春秋暦を使用していました。
これは、農耕に適した春から秋を一年、その後の半年を一年としたものです。
今の一年は、当時の二年になります。
古代の天皇の年齢が100歳を超えている例があるのは、春秋暦によるものですから、今の数え方にすると、半分の年齢になります。
必然的に、建国年が新しくなります。
それでも、建国して2000年は経っているでしょう。
日本は、現存する世界最古の国です。
誇りに思っていいでしょう。
ついでに言うなら、一度も改正されずに使われている世界最古の憲法は「日本国憲法」です。
こちらは、恥ずべきことかもしれません。
さて、明日は、我が国の誕生日です。
大いに、祝いましょう。
神棚もきちんとお祀りしましょう。
明日も、良き一日をお過ごしください。