狙撃手は、目標を長距離から1発で仕留めます。
外したら、発射した場所が特定されて、自分の命が危険に晒されます。
極度の緊張状態の中で、気圧や風向きを計算して、命中させなければなりません。
そこで考案されたのが、スナイパーの呼吸法 ( タクティカル ブリージング ) です。
私たちも、これを身につけることで、いつ、いかなる場面でも、落ち着いて、最適な判断を下せるようになります。
やり方を説明しましょう。
まず、息を吐き切ります。
1、4カウント数えながら、鼻から吸います。
2、4カウント、息を止めます。
3、4カウント、口から吐きます。
4、4カウント、息を止めます。
この1〜4を5回ほど繰り返すと、落ち着きます。
カウントのペースは、自分が心地よく感じるもので構いません。
では、やってみてください。
いかがでしたか。
ペンタゴン ( 米国防総省 ) の職員も、取り入れているそうです。
平穏な時に練習して身に付けておけば、いざという時、役に立ちますよ。