十七条憲法に「和を以って尊しとなす」とあるように、日本人は他人と仲良くすることを大切にしてきました。
学校では「みんな仲良く」を、強制されます。
やがて、みんなと同じであることが大切だと信じ込むようになります。
そして、絆だ空気だと言って、みんなと同じであることを強制する大人になるのです。
上に立つ立場の者にとっては、下々のものが同じだと、扱いが楽ですし。
これが行き過ぎると、相互監視社会になってしまいます。
さて、あなたは人と違うことができますか。
みんなが左に行っている時、自分が正しいと思う右に、一人で行けますか。
孤独に耐えられない人は、我慢して他人に迎合してしまいます。
安心してください。
どんな時も、あなたは一人ではありません。
人類全員を敵に回しても、あなたは一人ではありません。
あなたの守護霊をはじめ、御先祖の皆様は、あなたの味方です。
目に見えませんが、あなたが独りで頑張っている時に、寄り添ってくれています。
孤独になるのは、周囲の人間があなたのことを理解できないからです。
つまり、あなたは、突き抜けた存在だということです。
群れを突き抜けた存在、と言えます。
あるサプリメントのコマーシャルに
「動物の世界では、人間だけが当たり前を超越し群れから離れた生き方をするか、二流に甘んじてただ存在するかを選べる、ユニークな能力を持つ。
群れを超越することを選んだ者は、リスクは大きくとも思い通りの生き方をするという報酬こそが、生きる理由となる。
秀でた人生を送るためには、ぬくぬくとした現状から脱するために、精神的にも肉体的にも、絶えず自らを限界まで推し進めなくてはならない。
我が身が今日ある場所にたどり着くためになした全ての努力は、明日到達せんとする高度なレベルに至には、まだ不十分なのだ。」
とあります。
私はこの言葉を、自らを鼓舞する言葉として、ストックしています。
突き抜けた人間は、孤独です。
しかし、そのような人でなければ、世の中に大きな貢献はできません。
そして、大きな徳を積み、神仏から大きな御褒美もいただけます。
孤独は、チャンスです。
付和雷同して、浪費して良いほど人生の時間は、多くはありません。
誰にも邪魔させずに天命を果たすには、独りであることが必要なのです。