科学的に、はっきり嘘であることが証明されている「迷信」は、たくさんあります。
でも、氣になるものは、ありませんか。
「夜、爪を切ると、不幸ごとが起きる。」
「霊柩車を見たら親指を隠さないと、親の死に目に会えない。」
「カラスの鳴き方が変だと、近々、葬式がある。」
地方によって多少の違いはありますが、死に関する迷信は、心に引っかかります。
「そんなこと、ある ( 起きる ) わけがない。」と否定しつつ、心の底では否定しきれません。
むしろ、無理矢理否定する時点で、信じているのです。
否定しよう、否定しようと、そこばかりに意識を向けていると、避けたい事態を引き寄せてしまいます。
これは、否定せずに、肯定しておくべきなのです。
不幸ごとなど起きるはずがないと自分に言い聞かせながら、わざわざ、夜に爪を切る必要はないでしょう。
日中に切ったら、何も氣になりません。
迷信を信じていたって、いいじゃないですか。
何も恥ずかしいこと、ありませんよ。
他人がなんと言おうと、心の声に従ってください。