世の中は進歩し続けていますから、現状維持は衰退です。
一般に、知足安分が大切だと言われます。
「知足安分」とは、自分は十分満たされていることを知り、これ以上何も望まないというほどの意味です。
こんなことを考えていると、世の中から取り残され、だんだん惨めになっていくでしょう。
世の中の進歩以上の速度で、自分が進歩、向上していくことが理想です。
とはいえ、断崖をよじ登るような努力は、なかなかできないものです。
そこで、毎日、些細なことでもいいので、変化をつけましょう。
何だっていいのです。
昨日と全く同じ今日を過ごさなければ、進歩があるはずです。
時には後退すると感じることもあるでしょうけれど、積極的に変えたことは、評価できます。
進歩を目指してのことですから。
成長は、微差の積み重ねです。
薄紙を重ねていくようなものですから、日々の進歩を実感できません。
それで、三日坊主で終わってしまいます。
三日の壁を乗り越えれば、1週間、半月、1ヶ月と、壁が立ちはだかります。
それを乗り越えて3ヶ月続けたら、3ヶ月前の自分と比較して、進歩、向上したことを実感できるでしょう。
何でもいいので、変えましょう。
氣合いを入れなくてもできること、モチベーションが無くてもできること、軽い氣持ちでできることから始めましょう。
3ヶ月続けたら、新しい自分になっています。