積み重ねが自信につながります。
宮本武蔵は「五輪書」において、「千日の稽古をもって鍛となし、万日の稽古をもって錬となす」と記しました。
千日続ければ、形になるということでもあります。
千日といえば二年九ヶ月ですが、あなたは、習得するために何年も続けていることがありますか。
三日坊主という言葉があるくらいですから、新しいことを始めても、なかなか続けられないものです。
三日続いても、一ヶ月、三ヶ月、半年、一年といった節目の壁みたいなものが、立ちはだかります。
成長の実感が得られなければ、無駄なことをしているように感じて、やめてしまうのです。
滅多にいませんが、寝食を忘れるほど夢中になれるものに出会えた人は、幸せです。
続けるためのモチベーションも、意志の力も要りません。
そうではない大多数の人にとって、千日続けることは至難の業です。
それゆえに、続けられた人は自信につながります。
続けたことにより、精神力が鍛えられています。
スタート時点とは、違う次元にいるでしょう。
現在、自信が持てていない方は、今から千日の稽古を始めてください。
全く新しいものでも、かつて途中でやめてしまったものでも構いません。
千日続けると決めて、宣言して、スタートしてください。
きっと千日後には、次のステージに立っているでしょう。