人生を変えたければ、行動が必要です。
瞑想は大切ですが、瞑想するだけでは変われません。
変わりたいけど変われない人は、行動に踏み切れないのです。
人は、今の場所から出ていきたいと望みつつ、その場所に留まります。
それは、本能です。
脳の働きです。
このことに関しては、以前、詳しく取り上げました。
新しいことにチャレンジする時、いま持っているものを失いたくないという気持ちが働きます。
お金、安定、地位、家族、友人、信用、健康、家・・・。
持っているものを数えると、たくさんあるでしょう。
誰でも、持っているものを失いたくありません。
それで、失うリスクがあることを行おうとした時、躊躇してしまうのです。
でも、よく考えてください。
人間は、いつか必ず死にます。
人の致死率は100%で、例外はありません。
あなたも、私も、残り時間が違うだけで、いずれあの世に帰ります。
その時、物質的なものは、何も持っていくことができません。
愛する人も、財産も、置いていかざるを得ません。
持っていけないのです。
そう考えれば、失うものは何も無いと言えます。
持っているものは、今失うか、明日失うか、半年後か、来年か、10年後か・・・、あの世に帰る時に失うか、です。
全ては借り物です。
今あるものを守るだけの変化の乏しい人生を、私は否定しません。
しかし、失う覚悟で新しいチャレンジし続け、失敗したり、成功したり、波乱万丈の人生の方が、きっと面白いはずです。
そうすれば、あの世で話題に困らないでしょう。
話題の豊富な人気者になって、あの世での生活も楽しいはずです。
「失うものは何も無い」
躊躇しそうになったとき、自分自身に言い聞かせましょう。