土の時代では、一所懸命に頑張ることが美徳でした。
成功よりも、その過程における努力が尊いと、誰しもが信じていました。
それで、ドラマも漫画もアニメも、スポ根ものがもてはやされていました。
風の時代となった今、頑張るよりも閃いたら即実行することが大切です。
数年前から漫画やアニメの作家は、そのことをキャッチしていたようです。
今、アニメの主流になっているのは「異世界もの」です。
異世界に転生した主人公も、異世界から魔術で召喚された主人公も、最初から特殊能力を持っています。
そして他を圧倒する能力で活躍するパターンが、今の時代ではウケるのです。
異世界で、仲間に恵まれ、努力して強くなっていくパターンは、あることはありますが、ウケません。
ウケる作品は、最初から能力を持っていて、成功が約束されているのです。
さて、私たちは異世界に行くことは、まず、ないでしょう。
異世界転生や召喚されただけて特殊能力を獲得するのが、この世界では、「閃いたら即実行」です。
素直に閃きに従って行動すれば、ほぼ自動的に成功へ導かれるのですから、楽です。
しかしながら、親の躾や学校教育で頑張ることを刷り込まれ、頑張り続けてきた方は、「頑張るな」と言われても、無理です。
頑張る思考回路が、出来上がっているのです。
まるでドイツのアウトバーンのような、広くて快適で思い切り飛ばせる高速道路として。
それに比べて、「閃いたら即実行」は脳の回路にありません。
こちらは人跡未到の山を、雑草をかき分けながら進むようなものです。
すぐそばに高速道路があるのに、山を行く氣になれますか。
無理でしょう。
それでも、「風の時代なのだから、閃いたら即実行するのだ。」と決心して、続けていけば、やがて獣道ができます。
さらに続けていると、道は拡張されていき、障害物も減っていき、舗装道路になり、高速道路になっていきます。
その頃には、頑張る道は山道です。
頑張って山道を歩いても、なかなか目的地に辿り着きません。
逆に、閃いたら即執行アウトバーンだと、楽に、快適に、圧倒的に早く到着します。
どちらの人生を選ぶかは、自由です。
こうでなければならない、というのはありません。
舩井幸雄さんの仰るように「どっちが正しいかではなく、どっちが楽しいか」で選んでください。
そして自由に楽しく過ごしましょう。