運が良くなりたいと、大抵の人が思っているでしょう。
運を良くするためにはマイナスのものを取り除き、プラスのものを取り入れる必要があります。
お盆が近いので、先祖の影響に絞って考えましょう。
まず、プラスの方から。
日頃から御先祖様に感謝し、真心から祈りを捧げていれば、上級先祖から御守護いただけます。
近くにお墓があるなら、頻繁に墓参りをするといいでしょう。
自宅に先祖を祀る仏壇があるなら、仏壇で祈りを捧げてください。
ここで「先祖を祀る」と、わざわざ書いたのは、そうでない仏壇もあるからです。
前回も書きましたが、そもそも仏壇は仏像をお祀りするものです。
宗派によって違いますが、御本尊として大日如来や阿弥陀如来、観世音菩薩などが中心に祀られています。
そして、仏像よりも一段下に、先祖の位牌を祀ります。
位牌を祀らない宗派もありますので、一応、断りました。
さて、仏壇に御先祖様を祀っていなかったり、仏壇そのものが無い方は、瞑想状態で感謝をすればいいでしょう。
もちろん、お墓参りをし、仏壇に祈っていても、さらに瞑想して感謝することもお勧めします。
神様に対するのと同じように、御先祖様とも親しくお付き合いしましょう。
次に、マイナスの方です。
低級先祖は、子孫を頼ります。
あの世で恵まれていないので、この世の子孫に取り憑くのです。
取り憑かれたら、運が悪くなります。
低級先祖の影響で、暗い、後ろ向き、否定的、退廃的、あきらめ、嫉妬、恨み、怒り、呪いなど、否定的な想念に支配されます。
そこで、低級先祖は、お盆の期間にしっかり供養して、あの世に帰っていただくのです。
来年まで、あの世の修行を頑張れるように、御馳走を供えてあげてください。