彼岸二日目の修行は「持戒」

明日、彼岸二日目の修行は「持戒」です。

戒律を持って、それを守ることです。

以前の解説でも取り上げましたが、仏教の戒律に「十善戒」があります。

それは、菩薩としてなすべき十の良いことを為すことの、戒めです。

• 身業
  • 不殺生(ふせっしょう)　故意に生き物を殺さない。
  • 不偸盗(ふちゅうとう)　与えられていないものを自分のものとしない。
  • 不邪淫(ふじゃいん)　不倫など道徳に外れた関係を持たない。
• 口業
  • 不妄語(ふもうご)　嘘をつかない。
  • 不綺語(ふきご)　中身の無い言葉を話さない。
  • 不悪口(ふあっく)　乱暴な言葉を使わない。
  • 不両舌(ふりょうぜつ)　他人を仲違いさせるようなことを言わない。
• 意業
  • 不慳貪(ふけんどん)　激しい欲をいだかない。
  • 不瞋恚(ふしんに)　激しい怒りをいだかない。
  • 不邪見(ふじゃけん)　（因果の道理を無視した）誤った見解を持たない。( Wikipediaより ) 

また、もう少し易しくした「五戒」があります。

五戒は、五つの戒律です。

まず、不殺生戒 ( ふせっしょうかい ) ・・・生き物を故意に殺してはならない。

二つ目は、不偸盗戒 ( ふちゅうとうかい ) ・・・他人のものを盗んんてはいけない。

三つ目は、不邪淫戒 ( ふじゃいんかい ) ・・・不道徳な性行為を行ってはならない。

四つ目は、不妄語戒 ( ふもうごかい ) ・・・嘘を吐いてはならない。

五つ目は、不飲酒戒 ( ふおんじゅかい ) ・・・酒を飲んではならない。

明日１日だけなら、どちらも守ることができるでしょう。

いずれにしても、神道に戒律はありません。

日本人のＤＮＡには、「お天道様が見ている」という警報システムみたいなのが組み込まれています。

本来、日本人は「〜してはいけない。」などと、偉い人に教えてもらう必要は、ありません。

そうではない方は、日本人としてのＤＮＡがちゃんと発現するように、神社参拝を重ねてください。

大量の御神氣を浴びるのです。