天赦日、新月、元日、誕生日など、新たなことを始める切っ掛けとなる日は、たくさんあります。
「思い立ったが吉日」で、閃いたら即実行するのが一番いいのですが、それができない人にとって、吉日は良いチャンスです。
とはいえ、それでも動けないのが普通でしょう。
脳は、変化を嫌います。
何かと「やらない理由」を見つけてきて、やらないことを正当化し、昨日と同じ今日を繰り返します。
それが普通なので、少しでも新たなスタートを切ることができたら、それだけで、群れから抜きん出ることができるのです。
あなたは、人生の残り時間を考えたことがありますか。
平均寿命が伸びてきたとはいえ、500年も1000年も生きられません。
長生きしても100年ほどの人生です。
さらに、100歳の時に、今と同じように体力や氣力、回復力が残っているでしょうか。
もっというなら、100歳まで生きられるかどうかも、分かりません。
寿命があといくら残っているのか。
もしかしたら、今日が人生最後の1日なんてことも、ありえます。
自分が思っているほど、残りの人生は少ないかもしれません。
臨終の床においては、成功したかどうかよりも、チャレンジしたかどうかが重要になるようです。
かつて柔術家のヒクソン・グレイシーが、400戦無敗をキャッチフレーズにしていました。
私たちは、無敗を求める必要はありません。
0戦無敗の人生よりも、400戦全敗の人生の方が、満足してあの世に帰ることができるのではないでしょうか。
今日も、人生を楽しみましょう。