公式には日本最古の書物である「古事記」について、ここでは何度も紹介してきました。
古事記を読まずして神様を理解することは不可能です。
「古事記に始まり、古事記に終わる」とまでは言いませんが、古事記は、日本人にとって最も大切な書物です。
古事記は聖書やコーラン ( クルアーン ) 、仏教のお経と違って、教えは書かれていません。
ですから、古事記はいわゆる「経典」ではありません。
書かれているのは、天地の始まりから推古天皇までの、神話と歴史です。
教えではないので、古事記は勉強するよりも、読んで味わうものと言えます。
小説を読むような氣持ちで読むのがいいと、私は思います。
また、古事記には数多くの神様が登場します。
御神名は働きを示しますから、音読することで御神徳が顕現します。
顕現するといっても、霊力が乏しい私たちでは、ほんの僅かです。
僅かですが、顕現します。
それは、音読すると感覚でわかるでしょう。
普通の本と古事記を音読した時の、感覚の違いを確かめてください。
音読すればするほど御神徳がいただけるので、当然の結果として、運が良くなっていきます。
さて、古事記は大きく分けて「上つ巻」「中つ巻」「下つ巻」の三つに分かれます。
その中で、上つ巻は神話です。
登場する神々様が実に人間臭く、身近に感じられるでしょう。
西洋の神様のような、遠くにいて恐れ多い存在には、感じられません。
また、古事記を読めば、産土神社の神様が見つかるかもしれません。
その神様がどのような方か分かれば、より一層、親しめるでしょう。
ただ、古事記に登場しない神様、例えば経津主神や菊理姫神などが祀られている神社もたくさんあります。
その場合、日本書紀など他の書物をあたってください。
ただし、新興宗教の教祖が書いたようないかがわしい書物は、避けた方が良いと思います。
特に、霊能力を誇っているようなところは要注意です。
それはともかく、少なくとも、産土の神様の名前と、それがどんな神様かくらいは知っておいてください。
一生を司ってくださる重要な神様なのですから。