徳島県鳴門市にあります、阿波国一宮「大麻比古 ( おおあさひこ ) 神社」を紹介しましょう。
御祭神は
大麻比古大神 ( おおあさひこのおおかみ ) = 天太玉命 ( あめのふとたまのみこと )
猿田彦大神 ( さるたひこのおおかみ )
創建は
「神武天皇の御代、天太玉命の御孫 天富命 勅命を奉じて 洽く肥沃の地を求め 阿波国に到りまして、麻楮の種を播殖し、麻布木綿を製して 殖産興業の基を開き 国利民福を進め給ひ、その守護神として、太祖天太玉命を此の地に斎き祀る。
猿田彦大神は、昔大麻山の峯に鎮まり坐しが後世に至り本社に合せ祀ると伝えられる。
延喜の制名神大社に列し、阿波国一宮と称え阿波、淡路両国の総産土神として崇め奉る。」と、社伝にあります。
少なくとも2000年前にはあった、とても古い神社です。
さて、大麻というと、麻薬ではないかと誤解している人が多いようです。
現代の日本では、大麻を栽培したり、所持したりすると、「大麻取締法」により罰せられます。
もちろん、吸引してもいけません。
ちなみに麻薬は「麻薬及び向精神薬取締法」の対象です。
古来、日本各地で、大麻は栽培されていました。
一説によると、米に次いで栽培量が多かったと言われています。
麻薬のように吸引するのではなく、主に繊維を利用していました。
大麻吸引は、氣分を沈める作用があって、日本人には向いていません。
それで日本人は、大麻を吸ってきませんでした。
日本人にとって大麻は麻薬ではなかったのですが、麻薬のように使用する人が増えてきているようです。
由々しきことです。
それはともかくとして。
神様に捧げる衣服を大麻で作ったので、伊勢神宮のお札を「神宮大麻」といいます。
それ以外にも大麻は使い道が広く、栽培するのに大量の農薬や肥料が要りませんから、とてもエコな植物です。
今後、見直されていくでしょう。
その大麻栽培を持ち込んだ神様が、主祭神の孫神「天富命」です。
日本国発展の基盤が、ここから始まりました。
そのようなことにも思いを馳せて、御参拝ください。
本日も、お読みいただき、ありがとうございました。
明日も、楽しい1日をお過ごしください。