岡山県津山市にあります、美作国一宮「中山神社」を紹介しましょう。
御祭神は
鏡作神 ( かがみつくりのかみ )
天糠戸神 ( あめのぬかどのかみ )
石凝姥神 ( いしこりどめのかみ )
創建は
慶雲四年 ( 西暦707年 )
主祭神の鏡作神は、古事記にも日本書紀にも、風土記にも登場しません。
謎の神様です。
古代にこの辺りを支配していた温羅 ( うら ) ではないか、という説があります。
温羅は、桃太郎に出てくる鬼のことです。
桃太郎のモデルになった人物・吉備津彦と戦って敗れた ( 退治された ) 、とされる人物です。
鏡に映るものは「裏返し」です。
「裏返し」イコール「温羅返し」と。
一族が、銅鏡作りの技術を持っていたのでしょう。
余談ですが、「裏切り」の語源も温羅の伝説にあるそうです。
さて、道路に面して最初に潜る鳥居は、貫が柱から出ていない「中山鳥居」と言われる独特のものです。
参道を進むと、シャチホコのようなデザインの狛犬が迎えてくれます。
その次には、狛猿です。
猿神伝説があるからでしょう。
摂社の一つに「猿神社」があります。
そして、中雀門を潜って拝殿、その奥に本殿があります。
主祭神が正体不明だと、何を祈ってよいのか分からないという方も、いらっしゃるかもしれません。
神様の得意分野が分かりませんからね。
そんな時は、日本国の平和と繁栄、日本国民の幸福、皇室の弥栄を祈ってください。
本日も、お読みいただき、ありがとうございました。
明日も、楽しい1日をお過ごしください。