アメリカのテレビドラマ「24」のセカンドシーズンで、主人公ジャック・バウアーの上司ジョージ・メイソンが、命の期限を告げられるシーンがあります。
テロ組織が持ち込んだ核爆弾を捜査していたジョージは、大量の放射線に被爆してしまいました。
医師は彼に、「持っても1日」と、告げました。
ジョージは冷静に受け止め、仕事のことも家庭の問題も、一つずつ片付けていきました。
私は、ドラマだから、あのように受け止められるのだと思っていました。
先日、知り合いが倒れて、救急車で運ばれました。
私は、救急車に同乗して病院に行き、一緒に医師の説明を受けました。
あろうことか、その医師は苦しんでいる患者に「あなたは末期の癌です」と言い、治療を続けるかどうか尋ねました。
医師免許を持っている知人が治療を拒否したところ、医師は「あと数時間の命です」と告げたのです。
私は、医師の言動に対して驚きと憤りで頭に来ていましたが、知人は至極冷静で、連絡してほしい人から墓の手配まで、私に遺言したのです。
「楽に逝けるなら、それでいい。」と笑っていました。
人間は、パニックにならないのですね。
その後、遠くに住んでいる姪御さんの強い説得があり、別の病院で手術を受けました。
わずか1週間後に退院して、今は普通に生活しています。
さて、余命3ヶ月とか半年とかなら、やり残したことの整理もできますが、あと1日とか数時間とか言われて、冷静に対処できますか。
一度、命の期限を告げられ時のシミュレーションをしてみては、いかがでしょう。
本日も、お読みいただき、ありがとうございました。
明日も、楽しい1日をお過ごしください。