本能的な欲求とは、睡眠欲、食欲、性欲です。
これに排泄欲を加えることもあります。
これらは生理的欲求とも言われ、マズローの五段階説では、最も低いレベルに置かれています。
低いからだめだというものではありません。
この欲求は、生命を維持するために最も必要なものです。
世の中には、全く眠らずにいられる人もいるようですが、普通の人は毎日眠ります。
「できることなら、快適で十分な睡眠を取りたい」と願いながら、日本人の多くは睡眠不足です。
睡眠欲を持ってはいけない、などと言う人はいないでしょう。
また、世の中には不食の人がいるそうですが、普通の人は食事をします。
生きるために、食事は不可欠です。
食欲旺盛な人は、おおむね健康ですが、過剰になると肥満や糖尿病になり、多くの疾患を発症しかねません。
食欲を否定する人はいませんが、制限すべきと言う人は、割と多くいます。
性欲に関しては、日本では、否定する人が多いと思います。
一万円札の肖像となった渋沢栄一は、実子が10人、認知した子供の数が20人、認知していないのを含めると50人の子供がいたそうです。
最後の子は、68歳の時です。
日本人男性の平均寿命が44歳の頃のことです。
彼は500社の会社を作り、現代日本の産業の基盤を作った人であり、今の日本人で彼の恩恵にあずかっていない人は皆無でしょう。
まさに経済の英雄ですが、妾や子供の数については、ほとんど語られません。
性癖について語るのは、タブーになっています。
彼にとって、女性はエネルギー源でした。
起業した経験のある方はわかると思いますが、会社を興すのには物凄いエネルギーが要ります。
500社となる、想像もできません。
渋沢栄一は数多くの女性と関係を持ち、50人の子供と500社の会社を作り、その他多くの業績を残しながら、91歳まで生きました。
性欲こそ、創造のエネルギー源だったと言えます。
ちなみに、古代エジプト最大のファラオであるラムセス ( 最近はラメセス ) 二世も、100人以上の子供を作り、90歳まで生きました。
性欲を否定してはいけません。
もし、抑え込んでいるのなら、解放してください。
そしてそれを、創造のエネルギーに転換して、公に貢献してください。
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