岩手県西磐井郡平泉町にあります、「蝦蟆ヶ池辨天堂 ( がまがいけべんてんどう ) 」 を紹介しましょう。
岩窟に穿かれた窟と一体になった舞台造のお堂、「達谷窟毘沙門堂 ( たっこくのいわやびしゃもんどう ) 」 の前庭の池に建立されています。
御本尊は、
宇賀辯才天
辨天堂は、同じ頃、自覚大師・円仁が、宇賀神王を頂く八肘の辯才天を刻んで創建しました。
ここにお参りすると、毘沙門天が悪を調伏し、辯才天が金運を授けて下さいますから、一石二鳥です。
ここで授かる「牛王宝印」 は、最強の御札と言われていて、玄関や神棚に貼れば、悪鬼邪神を祓い福を招く、御利益があります。
新しい御札は、1月8日の午後2時頃から配布されます。
冬のこの時期は、寒さと積雪で、なかなか行きにくいところではありますが、困難を乗り越えて参拝すれば、一層の御利益を授けていただけるでしょう。