13日の正月事始めから、2週間経ちました。
正月の準備は、進んでいらっしゃるでしょうか。
できるだけ明日28日までに、終えましょう。
29日だと、「二重に苦」 となって、縁起が悪いのです。
また、31日に飾るのは、「一夜飾り」 と言い、忌み嫌われています。
これは、葬儀と同じだからです。
正月飾りは、歳神様を迎えるためのものですから、葬式と同じやり方は宜しくありません。
明日中に出来なければ、30日に飾って下さい。
29日は、他の用事を済ませましょう。
さて、正月飾りの第1番目は、門松です。
松は、常盤の松と言われるように、常緑樹です。
冬でも枯れない生命力の象徴、とされています。
もともと門松は、松だけでした。
現代では、松に加えて竹と梅が飾られます。
松竹梅、ですね。
門松は、歳神様がいらっしゃる時の目印になるとされています。
目立つように、大きなものが良いでしょう。
2番目は、注連縄です。
注連縄は、結界を表わします。
注連縄の内側が、神域・聖域となります。
結界の中なら、歳神様は、安心して降臨されますね。
3番目は、鏡餅です。
鏡餅は神様へのお供えです。
正月の間に、歳神様の御神気と御神徳が、たっぷり注入されます。
鏡開きの後、これを食することで、歳神様の御神徳を身体に取り込みます。
住宅事情によっては、門松は飾りにくいところもあるでしょう。
門松がなければ歳神様が来て下さらない、と言い切る人もいますが。
本当のところ、どうなのでしょう。
わかりません。
神様を見たり、話したりできると言う人は、皆、自称霊能者ですからね。
何はともあれ、出来る範囲で、歳神様を迎える準備をしましょう。
今まで紹介するのを忘れていましたが、「屠蘇散」 はご用意されましたか。
元旦に頂く、お屠蘇の素です。
コンビニやドラッグストアで100円程度で、手に入ります。
でも、出来るなら、神社で授かってきて下さい。
こちらは、御神気入りですから、開運効果が何倍もありますよ。