日本の法律で決められている、「豪雪地帯」と「特別豪雪地帯」を合わせると、なんと日本の面積の半分もあります。
そこに住んでいる人は、約2000万人もいるのですよ。
今日、初めて知りました。
モスクワやバンクーバーより、大量の降雪があるのです。
ところが、「雪の神様」として、特別に祀られている神様は、いません。
京都の貴船神社に祀られている、「高おかみ神」と「闇おかみ神」の二柱が、雪の神様とされています。
これは、雨の神様です。
万葉集に一首、この神様に雪を降らせてもらうよう祈った、という歌があるので、雪の神様としているだけです。
不思議ですね。
確かに、平安時代は今より、4℃ほど気温が高かったようです。
そのころ、北海道の貝塚遺跡の研究で、流氷が流れ着いていなかった時期だと分かっています。
神話が編まれる頃は、被害が出るほどの降雪は、なかったのかも知れません。
雨や風の神様はあっても、雪の神様はないのですね。
何だか、納得できません。