主祭神は
市杵島姫命 ( いちきしまひのみこと )
創建は
永仁四年 ( 1296 ) に海中から弁財天の尊像御鏡が上がったのを、この地に祀ったのが始まりとされています。
古い本殿は、火災で全焼してしまい、2020年に再建されました。
珍しい二階建ての本殿です。
市杵島姫命は、宗方三女神の一柱であり、仏教における弁財天と同体とされています。
弁財天をお祀りしている神社であり、社名に「カブ」とありますから、蕪 = 株ということで、株が上がるご利益があるとされています。
そこで、神社がある島を3周して体を清め、本殿前にある「かぶあがりひょうたん像」をなでる、という独特の参拝法があります。
「かぶあがりひょうたん御守」もあります。
この神社の上空は、ウミネコがたくさん飛び回っていて、フンが降ってきます。
普通なら、とんだ災難ですが、ここは神社ですから「運が授かった」と、縁起のいい出来事になります。
運が授かった方 ( フンが掛かった方 ) は、社務所で「会運証明書」を授かることができます。
傘の貸し出しもありますから、汚れるのが嫌な方も安心して参拝できます。
蕪嶋神社独特のお守りに、かわいいマスコットのような「うみねこ御守」もありますから、参拝されたからには授かってください。
社殿は新しいですし、風景も綺麗ですし、とてもいい参拝ができますよ。