人形で祓っていただける罪穢れの量は、徳に比例するといえます。
たくさんの徳を積んできた方は、それだけ多く祓っていただけ、幸福が加速していきます。
徳を積んでこなかったなと自覚される方は、今からでも遅くはありません、徳積みに励みましょう。
徳は、持っている徳分の多い人の方が、たくさん積むことができます。
簡単にいうと、徳の多い人は裕福ですから、多額の寄付をすることができます。
徳の少ない人は、他者に施す余裕はありません。
あなたは、どうですか。
最も簡単に出る徳積みは、寄付や募金です。
コンビニのレジ横にある募金箱に、釣り銭を入れるだけでできます。
時間も労力もかかりません。
さて、徳は人に施すことで積まれますが、大きく分けて三つあります。
物を施す「物施」、労力を施す「体施」、教えを施す「法施」です。
寄付や募金は「物施」に当たります。
「体施」は、他者に親切にしてあげることです。
施された相手が生涯にわたって活用でき、幸福につながるのは「法施」です。
これは、「学び」を施すものです。
法施の徳は、他のものよりも大きいですが、施すためには、それなりの立場、能力、環境が必要です。
指導的立場の人は、その気になれば、大量の徳を積むことができます。
さあ、人形を書きに行く前に、たくさんの徳を積みましょう。
しかし、「直前になって」、「いまさら、遅いのでは」などと思う方もいらっしゃるでしょう。
大丈夫ですよ。
誰しもが学生時代、試験の前に一夜漬けで勉強した経験があるでしょう。
それで、切り抜けることができたのではありませんか。
一夜漬けも、肯定的な表現をすれば、短期集中です。
徳も、短期集中で積んだらいいのです。
ただし、計算高くならないでください。
徳積みは、人を思う真心が大切です。